お得かよりも自分が楽しめるかが大切!新制度におけるふるさと納税

ふるさと納税_お得より楽しみイメージ

過度にお得な返礼品は消えていく

あなたが楽しめる返礼品を選ぼう
2019年6月1日から開始となったふるさと納税の新制度では、自治体同士による過酷な返礼品競争に終止符が打たれました。

返礼品は寄附の3割以内」「返礼品は、その地域の地場産品のみ」を守らない自治体に寄附をしても還付・控除の対象とならないというルールが創設されたためです。
つまり、新制度のもとにおけるふるさと納税では、過度にお得な返礼品が姿を消すのですね。

そのため、利用者は「お得か否か」以外の基準で寄付する自治体を選べるようになりました。
こうした姿こそ、当初のふるさと納税の目指していたものということができます。しかし、実質2,000円で様々な返礼品を得ることができる点は変わらないため、本来のお得さ自体には変更ありません。

本当に欲しい返礼品を選んでみよう

寄附額の7割以上の価値を持つ商品券のような過度にお得な返礼品がなくなったことで、ふるさと納税において返礼品を選ぶ基準は「お得かどうか」ではなくなりつつあります。
新制度のもとでは返礼品の価値は寄附額の約3割までと決められているので、自治体同士がお得さで競争することができなくなったのですね。

そこで、あなたがこれからふるさと納税を利用するならば、返礼品についてはお得かどうかではなく、自分の本当に欲しいものかどうかで選んでいきましょう。
ふるさと納税の返礼品には食品が多いので、普段の料理をパワーアップさせるものを選んでも良いですし、お酒のおつまみになるものを選んでも良いでしょう。

このようにお得か否かという基準が取り払われたことで、返礼品選びが純粋に楽しめる環境となったのです。
ぜひともあなたの好みに合致する返礼品のある自治体へ寄附していきましょう。

返礼品から地場産業を知る

新制度のもとでは、返礼品として用意できるものは、その地域の地場産品のみとなりました。そのため、これまで以上に返礼品から各地域の地場産業を知ることができるようになっています。
あなたの故郷や現住所とは遠く離れた地の地場産業を、文字通り五感で味わう機会を得ることができるのも、ふるさと納税の大きな醍醐味ですね。

まとめ
このように新制度のもとでルールが徹底されたことで、寄付する自治体を選ぶ際に「お得か否か」という基準が消えつつあります。こうした環境でこそ、より純粋に地方を応援することができます。

あなたの故郷を応援するのももちろん良いですし、遠く離れた地にロマンを馳せながら返礼品を味わうのも良いでしょう。新制度のもとで、あなたも心からふるさと納税を楽しんでください。